伝統的な銅製のポットスチルを用いた単式蒸留を2回行い作られたアレキサンドル・レオポルドは、自社畑を持たないネゴシアンが生産していますので、生産量は少なく稀少となっています。
あまり世の中に出回っていない事からマイナーなお酒と言われていますが、その味わいは一度飲んだら忘れられないほど素晴らしいと評価されています。
分類 | コニャック |
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生産国 | フランス |
地方 | コニャック地方 |
地区 | プティシャンパーニュ地区 |
アレキサンドル・レオポルドついて
アレキサンドル・レオポルドはフランスのコニャック市にあるA・レオポルド社が販売しているコニャックです。
コニャックとはフランスのコニャック市周辺で造られている高級ブランデーの事で、原料のブドウは主にユニブランが使われています。
また、伝統的な銅製のポットスチルを用いた単式蒸留を2回行い、アルコール度数70%程の精留分をフランス国内産のオークの樽で2年以上熟成し、水で度数40%に希釈したものでなければコニャックと名乗る事ができません。
アレキサンドル・レオポルドも定められた製造方法で造られており、特徴的なのは自社畑を持たず、他から原料のブドウやワインを買い付け、自社で樽詰めし、熟成させたものを販売するネゴシアンである事です。
アレキサンドル・レオポルドのこだわり
アレキサンドル・レオポルドは生産量も少なくマイナーなコニャックとされていますが、その味は一度飲んだら忘れられないほど素晴らしいと評価されています。
まず、アレキサンドル・レオポルドにはプティット・シャンパーニュ地区で栽培、蒸留されているものを使うというこだわりを持っています。
特にプティット・シャンパーニュ地区で自家栽培、自家蒸留しているレロー社の原酒を使ったものはヴィンテージコニャックとして流通し、入手困難とまで言われています。
ちなみにプティット・シャンパーニュの原酒は、上位クラスにあるグランド・シャンパーニュのものに比べ、熟成が早いのが特徴です。