クルボアジェは、1805年にエマニュエル・クルボアジェにより創業。ほどなくして皇帝ナポレオン1世がクルボアジェ酒庫まで足を運んだとされる程好んだコニャック。1869年にはナポレオン3世ご用達の酒にも選ばれ、いつしか「ル・コニャック・ド・ナポレオン(ナポレオンのコニャック)」と呼ばれるようになった。
分類 | コニャック |
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生産国 | フランス |
地方 | コニャック地方 |
地区 | ファン・ボア、ボルドリーなど |
クルボアジェについて
クルボアジェは1805年にエマニュエル・クルボアジェによって創業したフランスのコニャックメーカーで、コニャックとはフランスのコニャック地方で造られているブランデーです。
皇帝ナポレオン1世と3世に愛飲されていた事で「ナポレオンのコニャック」と呼ばれています。
また、コニャックにナポレオンの名を使用したのはクルボアジェが最初だと言われており、クルボアジェの名声にあやかって他メーカーが自分たちのコニャックにもナポレオンを付けるようになり、「ナポレオン=高級酒」というイメージが定着しました。
ナポレオンを銘柄名だと思う人も多い中、当時はナポレオンと名乗っていても定められた基準があったわけではなかったため、メーカーによって品質がバラバラでした。
そのため、フランス政府はナポレオンに基準を定め、その基準に満たないものはナポレオンを名乗る事ができなくなりました。
クルボアジェのナポレオンはその基準以上の品質で、当時も現在も変わらない高い品質を保っています。
そんなクルボアジェはレミー・マルタン、カミュ、マーテル、ヘネシーと合わせて5大コニャックメーカーと呼ばれています。
クルボアジェのコニャック
クルボアジェでは熟成年数によって、クルボアジェ・XO、クルボアジェ・ナポレオン、クルボアジェ・プルミエ、クルボアジェ・VSOP、クルボアジェ・スリースター、クルボアジェ・エクストラなどが存在します。
この他にもファッションデザイナーでもあった画家・エルテがパッケージデザインを手掛けたエルテコレクションは優れたボトルデザインからもコレクション性が高く、発売から10年以上が経過していても、高い人気を誇っています。
また、免税市場のみでしか手に入らない特別なクルボアジェも存在しており、クルボアジェでは限定品に力を入れています。