マールドブルゴーニュは、ロマネコンティやラターシュなどの絞り残しを蒸留、樽熟されて得たブランデー。当たり年のみ例外的に生産される、まさにマールの王様のような存在です。
分類 | マール |
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生産国 | フランス |
地方 | ブルゴーニュ |
DRC マール・ド・ブルゴーニュについて
DRC マール・ド・ブルゴーニュは、フランスのブルゴーニュ地方ヴォーヌロマネ村にあるドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ(DRC)というワイン製造会社によって造られているマールです。
マールとはブドウの絞りカスを再発酵させたものを蒸留して造られるブランデーで、イタリアではグラッパと呼ばれています。
DRC マール・ド・ブルゴーニュは長期熟成により本来の強烈な個性はそのままに、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティの全てを凝縮したふくらみのある柔らかな味わいを楽しむ事ができます。
ワインの醸造で知られるドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティのブランデーという事で「琥珀色の宝石」とも呼ばれています。
DRC マール・ド・ブルゴーニュ以外のブランデー
DRC マール・ド・ブルゴーニュを造っているドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティではもう一種類のブランデーの製造を行っています。
それは「フィーヌ・ド・ブルゴーニュ」と呼ばれるもので、生産したワインがドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティのワインとして向いていないワインをフィーヌとして蒸留する事で生み出されるものですので、毎年生産されるわけではありません。
そのため、非常に希少なブランデーという事で認識されており、密かに人気を集めています。