ローランペリエはブリュット(辛口)を特徴としたシャンパンを安定的に造る最高級ブランドです。
ウィリアム王子の晩餐会でもこのローランペリエが振る舞われました。
分類 | スパークリングワイン |
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タイプ | 辛口 |
ブドウ品種 | ピノ・ノワール、シャルドネ、ピノ・ムニエ |
生産国 | フランス |
地方 | シャンパーニュ |
村 | トゥール・シェル・マルヌ |
ローラン・ペリエの歴史
ローラン・ペリエは1812年に創立した優れたシャンパン・メゾンの一つとして知られています。
元樽職人であるアンドレ・アルフォンソ・ピエルがシャンパーニュ地方のトゥール・シュル・マルヌ村に一つのネゴシアンを興しました。
これがローラン・ペリエの前身であり、その跡を継いだのがウジョーヌ・ローランと彼の妻であるマティルド・エミリー・ペリエで、
二人の名前の一つにしてローラン・ペリエというシャンパン・メゾンが生まれました。
1920年には最大マーケットの一つであるイギリスへの輸出を開始し、世界的ブランドへの道を歩み始めましたが、世界恐慌などにより会社は傾きかけてしまいした。
そんな時にローラン・ペリエを援助したのがマリー・ルイーズ ランソン・ドゥ・ノナンクールでした。
1939年ローラン・ペリエの経営を掌ったマリー・ルイーズ・ランソン・ドゥ・ノナンクールは第二次世界大戦中、メゾンの再興のために尽力し、戦後は次男ベルナール・ドゥ・ノナンクールとともに、「シャンパン造り」「セラーの仕事」「営業」などシャンパンに関わる全ての事を勉強します。
こうして「現場の仕事に精通している経営者」が誕生し、様々のブドウ栽培業者との固い絆を結び、伝統と革新を融合したシャンパン造りへの飽くなき追求により、「フレッシュさ」「エレガントさ」「バランスの良さ」というメゾンのスタイルを確立しました。
現在では世界147ヶ国に輸出するシャンパン・メゾンとして多くの愛飲家たちを魅了し続けています。
ローラン・ペリエの実績
ローラン・ペリエはイギリス王室との親交が深く、1998年に「プリンス・オブ・ウェールズ」の認証を受けており、2011年にウェストミンスター寺院で行われたウィリアム王子とキャサリン・ミドルトンの結婚式の夜に、バッキンガム宮殿でャールズ皇太子主催の晩餐会が行われました。
晩餐会ではチャールズ皇太子御用達のアペリティフとして「ローラン・ペリエブリュット・L・P・マグナム」が使われ、さらにデザート時には「ローラン・ペリエロゼ・マグナム」が招待客に振る舞われました。
もちろんフランス国内の高級レストランでもローラン・ペリエは使われており、国内外の多くの文化人、世界のVIP御用達の最高品質のシャンパンとして高い人気を誇っています。