ローワンズクリーク

ローワンズクリークについて

ローワンズクリークはアメリカのケンタッキー州原産のバーボンウイスキーで、かつてバーズタウンにあったウィレット蒸留所を引き継いでいるケンタッキー・バーボン・ディスティラーズで造られるスモールバッジバーボンです。
ケンタッキー・バーボン・ディスティラーズはケンタッキー州で1番小さな蒸留所として知られており、また近年多くの蒸留所が大手企業の傘下になっている中でも未だに家族経営で生産を続けていて、量を造るよりも高品質のバーボンを造ることにこだわりを持っています。
ローワンズクリークは、蒸留所のすぐそばにバーボン造りに欠かせないライムストーンウォーターの源泉である「ローワンズクリーク」という小川が流れており、その小川が名前の由来となっています。
またローワンズクリークは限定少数生産のバーボンとしても有名ですが、雑誌のウイスキーコンクールでノアーズミル15年の第1位に続いて第2位を受賞し、2011年のサンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティションではゴールドメダルを獲得したことから、入手困難なバーボンとしても知られるようになりました。

ローワンズクリークの特徴

ローワンズクリークは12年熟成させた樽を中心に熟成のピークに達した樽のみを使用し、10樽以下の原酒をブレンドして造られるなど品質にこだわりを持っています。
ローワンズクリークのラベルには「蒸留された年月日」と「瓶詰された年月日」が手書きで記載されており、またボトルはワインボトルをリサイクルして使用するなどコストカットにも努めています。
ローワンズクリークは甘い香りにしっかりと熟成されたコクのある味わいで、スムーズな口当たりとフルーティな香りを感じることができると言われています。
またアルコール度数は高めでアタックも強く、味わい深いバーボンとも知られています。