バローロにはカスティリオーネ・ファレット、セッラルンガ・ダルバ、モンフォルテ・ダルバ、ラ・モッラ、バローロと呼ばれる村で生産が行われ、この5つの村がバローロ五大産地と呼ばれています。
ワイン特有のしっかりとした渋み、深みが感じられるのでお肉料理にはピッタリなワインとなっています。
メーカー・ ブランド |
バローロ |
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分類 | ワイン |
ブドウ品種 | 赤ワイン |
生産国 | イタリア |
生産者名 | マッソリーノなど |
バローロとは
バローロはイタリアワインの王と呼ばれているイタリアを代表する、最高級赤ワインです。
北西イタリア、ピエモンテ州のバローロ村で生産されており、イタリアDOCG規格のワインとして知られています。
DOCGとはデノミナツィオーネ・ディ・オリージネ・コントロッラータ・エ・ガランティータの略称で、イタリアにおける食料品に対する原産地認定の一つです。
バローロのワインはネッビオーロ種100%で造る事など細かいDOCGの規格が定められており、その他の地域のブドウを混ぜてしまうとバローロと名乗る事ができません。
バローロの生産者
バローロは11の村から構成された生産地で、その中には多数の生産者が存在しています。
そのため、バローロと一括りにしても地区の気候特性や土壌によって味わいが異なっています。
その中でももっとも重要とされている地区がバローロ村と、ラ・モッラ村、モンフォルテ村、セッラルンガ村、カスティリョーネ村です。
まず、バローロ村、ラ・モッラ村はこの地はトルトニアン期土壌を持ち、温暖な気候がソフトでフローラルなバローロを生み出しています。
次にモンフォルテ村とセッラルンガ村はヘルベチア土壌の痩せた土地で、冷涼な気候が影響し、スパイシーでエレガントなしっかりとした味わいを持つ長期熟成タイプになります。
最後にカスティリョーネ村は先に紹介した二つの土壌を合せ持っており、厳格で強いタンニンと豊かな果実味が共存しています。