ピュリニー・モンラッシェとともに白ワイン最高峰の生産地として名高いシャサーニュ・モンラッシェは、とても歴史のある産地とも言われていて、その起源はローマ帝国時代に遡ると言われています。
ドライアーモンドや洋なしなどの柑橘系の香りに、熟成したメロンや白桃の柔らかな果実味、そこに優しい酸とたっぷりの渋みが合わさり上品な味わいとなっています。
メーカー・ ブランド |
シャサーニュ・モンラッシェ |
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分類 | 白ワイン |
ブドウ品種 | シャルドネ |
生産国 | フランス |
地方 | ブルゴーニュ |
村 | シャサーニュ・モンラッシェ |
シャサーニュ・モンラッシェについて
シャサーニュ・モンラッシェはコート・ド・ボーヌ地区で造られる村名ワインで、5つのアペラシオンのうち、3つがグラン・クリュ(特級畑)となっており、年間生産量は200万本ほどです。
シャルドネを使用した白ワインの産地として知られるシャサーニュ・モンラッシェは、ピュリニー・モンラッシェとサントネイの間にあり、ピュリニー・モンラッシェと並ぶ白ワインの聖地として知られています。
また、シャサーニュ・モンラッシェはピュリニー・モンラッシェとムルソーの良いとこ取りをした白ワインを生み出しています。
村名のシャサーニュという語源はガリア語の「カシ」を意味する言葉が由来となっており、シャサーニュ村では赤ワインも白ワインと同じくらい産出しています。
シャサーニュ・モンラッシェの生産者
シャサーニュ・モンラッシェは村名ワインのため、同じ名称で複数の生産者が存在します。
代表的な生産者は、「見かけたら必ず買う事」と言われるほど入手困難なミッシェル・ニーヨン、ブルゴーニュで3本の指に入る白ワインの名手とも言われるドメーヌ・ラモネ、モンラッシェとピュリニー・モンラッシェ1級カイユレに挟まれた幻のような狭小の区画ドゥモワゼルも所有しているアミオ・ギィ・エ・フィス、親子3人でワイン造りを行っているマルク・モレ・エ・フィスなどがいます。