シャトー・ラ・コンセイヤントの名前は、18世紀にシャトーを継いだ画家のロートレックと縁があったコンセイヤント夫人の名前から付けられました。
プラムやチェリーの香りにスミレの花や紅茶、トーストなどの香ばしいニュアンスが感じられエレガントでしなやかな風味のするワインとなっています。
メーカー・ ブランド |
シャトー・ラ・コンセイヤント |
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分類 | ワイン |
ブドウ品種 | 赤ワイン |
生産国 | フランス |
生産者名 | ニコラ家 |
シャトー・ラ・コンセイヤントについて
シャトー・ラ・コンセイヤントはポムロール地区にあるシャトーで造られるワインで、シャトー・ヴュー・シャトー・セルタン、シャトー・レヴァンジルと合わせて、かつてはポムロールの3大シャトーと呼ばれていました。
7.9haある畑はシャトー・シュヴァル・ブランの隣に位置し、粘土、砂利、砂が混じった土壌に似ており、メルロー80%、カベルネ・フラン20%という比率で作付けされ、その平均樹齢は40年となっています。
ブドウの収穫は全て手摘みで行い、約40人で6日間かけて行われており、ポムロール地区ではいち早くステンレスタンクを採用した事で知られています。
シャトー・ラ・コンセイヤントという名は18世紀中頃の所有者カトリーヌ・コンセイヤントの名に由来しています。
また、セカンドワインのデュオ・ド・コンセイヤントも造っています。
シャトー・ラ・コンセイヤントの歴史
シャトー・ラ・コンセイヤントは1871年からオーナーが変わらない珍しいシャトーとしても知られています。
そのため、非常に品質が安定しており、どのヴィンテージも一貫したスタイルを保っています。
その始まりは18世紀中頃にカトリーヌ・コンセイアンが所有者となり、ブドウ畑を広げていき小作人に貸し与え、収穫されたブドウで自らの名前を冠したワインを生み出した事に始まりました。
1871年にはパリのワイン商ルイ・シモン・ニコラが買収し、今日まで同じ一族が所有してきました。