「お酒買取いわの」ではワインの買取を行っております。ワインは葡萄果汁を発酵させた酒の事をいいます。
ワインには多様なポイントがあり、買取ですと産地や生産者、葡萄の品種やヴィンテージ(収穫年)など様々な要因が絡んできます。
それらの情報はエチケット(ボトルラベル)に記載がある場合が殆どですので、
ワインの査定や買取の際はエチケットを見て頂ければ概ね大丈夫です。
読めなければ画像を頂ければ査定可能です。
ワインはボトル内でも熟成が進むため、ヴィンテージが古い物ほど高価買取の可能性が高いのですが、
長期間でも熟成が進むワインは葡萄の出来が良い年のワインが殆どで、葡萄の出来が悪かった年のワインは
長期間を経ても風味が悪くなるため、古いからといって良い熟成で、高価買取というわけではありません。
長期間を経ても熟成が進むヴィンテージは限られており、数も少ない為に高価買取のワインとなります。
そういった良い葡萄をつくる産地やシャトーは必然的に評価されており、有名なところでは5大シャトーなどがあります。
勿論「お酒買取いわの」では5大シャトー以外にもカリフォルニアワインやチリワインなども買取しております。
著名で高価買取の可能性のあるワインを下に記載しておりますので宜しければご覧下さい。
シャトー・マレスコ・サン・テグジュペリは、17世紀に畑を買い取ったシモン・マレスコと1825年に買い取ったサン・テグジュペリ伯爵の2人の名前が付けられています。 1697年から1901年以降も生産者が幾度となく変わりましたが、19世紀後半にはズジェール家がオーナーとなり現在の地位まで築き上げました。
現在はメドック格付け第五級となっていますが、第三級に格上げされるべきと高評価を得ています。 深い紫色で熟したプラムやカシスの香り、黒胡椒やトリュフのニュアンスが特徴で余韻にはミネラルが感じられます。
シャトー・ボー・セジュールは、サン・テミリオンで第1特別級Bと高評価を得ていますが、生産数が年間3万本となっているため日本ではあまり見かけないワインとなっています。 凝縮された色合いに優しい渋みとスパイシーな余韻が特徴となってます。
シャトー・ベイシュヴェルの城は、ボルドーで最も美しくメドックのヴェルサイユと称されていて、このシャトーで作られたワインは、濃く深い紫の色合いにブラックチェリーなどの香り、果実味や渋みが何層にも重なった奥深い味わいとなっています。
シャトー・ブラーヌ・カントナックはメドック格付け第二級のシャトーで、アンリ・リュルトンが手掛けたワインです。 技術や畑の改良にも妥協を許さなかった事で現在の地位までのぼりつめました。 絹のように滑らかで、しなやかな弾力性のある味わいが特徴となっています。
シャトー・フィジャックは、シュヴァル・ブランに隣接しサン・テミリオン地区を代表するシャトーの1つです。果実系の香りにタバコなどのスパイスなニュアンスが混ざり合い、口に含むと、黒系果実のジャムのような味わいが広がりエレガントなワインのと言われています。
13世紀から現在まで続いている歴史のあるシャトーで、初めにワインの生産を行ったベルトラン・ド・ゴの意思を受け継いで経営や生産を行っています。 チェリーやカシスの黒果実系とコーヒー、カカオの刺激的な香りが絡み合いエレガントな風味を醸し出しています。
パヴィやモンブスケなどの有名シャトーを8つ持っているジェラール・ペルスが手掛けるシャトー・パヴィ・デュセスは、シャトー・パヴィの弟分的存在として知られています。 スパイスやミネラルの香りに、黒果実系のニュアンス、程よい渋みが加わりエレガントな味わいが特徴となっています。
サン・テミリオン第1級特別級の中でも最大面積の畑を持つシャトー・パヴィは、果実味が凝縮されフルボディなワインを作り、パーカーポイント高得点の常連シャトーと言われています。 香りや渋み、味わいがバランスよく感じられるワインとあって多くの愛好家を虜にしています。
シャトー・トロロン・モンドは、11のシャトーしか存在しなかったサン・テミリオン第一特別級Bに昇格した現在急上昇中のシャトーです。 カシス、ハーブ、キノコの香りに非常に深みのある味わいが特徴となっています。
ポムロルの実力派と言われているシャトー・トロタノワは、ポムロールの王と呼ばれているシャトー・ペトリュスと同じムエックス社で作られています。 茶色味がかった淡いルージュ色に熟したプラムやチェリーの香りが特徴で、少しスモーキーな風味もありますが、渋みも少なく滑らかな口当たりで飲みやすいワインとなっています。
ペトリュス、ル・パンに次ぐ、サン・テミリオンのシンデレラワインとして有名なシャトー・ド・ヴァランドローは、生産数が少ない事から幻のワインと言われ多くの愛好家がこぞって買い求めています。 ブラックベリー、リコリスが凝縮された香りに、甘い渋みが特徴で多くのワイン愛好家に好まれています。
山吹色のラベルが特徴となっているシャトー・デュクリュ・ボーカイユは、サンジュリアンのラフィットとも称されているワインとなります。 黒果実系の香りにコーヒーを思わせるようなニュアンスがバランスよく感じられるワインとなり、今も昔も人気のお品物となっています。
シャトー・ダルマイヤックは、ムートン・ロスチャイルドが所有する第五級シャトーとして名高く、ポンテ・カネとロスチャイルドの畑に挟まれていて日当たりが良く好条件の場所に位置しています。 シャトー・ダルマイヤックのラベルには小さなバッカス(お酒の神様)が描かれている事が特徴となっています。
シャトー・タルボは現在メドック格付け第四級ですが、第三級に上げてもいい程素晴らしいワインと言われています。 カベルネ・ソーヴィニョンが66%入っている事によりカルベネ特有のハーブと華やかなベリーの香りが特徴で、味わいは熟した果実味の中に渋みがしっかりと入っています。