ミュジニーはロマネ・コンティに次ぐ長熟ワインとも言われ世界中で高い評価をうけています。 コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエなどの著名なドメーヌ(生産者)がこのグラン・クリュ(特級畑)を保有しています。
分類 | 赤ワイン |
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ブドウ品種 | ピノ・ノワール |
生産国 | フランス |
地方 | ブルゴーニュ地方 |
地区 | シャンボール |
村 | ミュジニー村 |
ミュジニーについて
ミュジニーとはフランス・ブルゴーニュ地方のシャンボール=ミュジニー村にある約10.7haのグラン・クリュ(特級畑)の名称で、この畑は複数の所有者に分割されています。
それぞれの生産者によって味の違いはありますが、共通している事は生産されるワインは同じ品種のブドウを使用している事です。
複数のブドウをブレンドして造られるボルドーワインとは違い、ブルゴーニュワインの場合、赤はピノ・ノワール、白はシャルドネが使われています。
そのため、愛飲家の間では「気品あふれる女性のようなワイン」「エレガントなワイン」「ワインの女王」などと言われており、その中でももっともエレガントと評価されているのがシャンボール・ミュジニーで、ワイン評論家のロバート・パーカーも「シルクのようにしなやかなワイン」と評価しています。
ミュジニーについて
ミュジニーは様々な生産者がワイン造りを行っていますが、その中でも最大の所有者がコント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエです。
その他にジャック・フレデリックミュニュレ、ジャック・プリウール、メゾン・ジョセフ・ドルーアン、ルロワ、ルイ・ジャド、ジョルジュ・ルーミエ、フェブレなどの主要生産者がいる事で知られています。
その中でも日本で特に人気があるのがジョルジュ・ルーミエで、年間生産量はわずか2樽分の600本しかない希少ワインの代表格として知られています。