スケアクロウは、カベルネソーヴィニヨンを100%使用したワインで、滑らかで優しく上品な舌触りが特徴となっています。
2007年にパーカーポイント100点を出して以降、高得点を叩き出しています。
濃いルビー色で花やベリーの香りが口の中で無限に香るような濃厚ワインとなっています。
メーカー・ ブランド |
スケアクロウ |
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分類 | ワイン |
ブドウ品種 | 赤ワイン |
生産国 | アメリカ |
生産者名 | ブレット・ロペス |
スケアクロウについて
スケアクロウはアメリカ・カリフォルニアのワインで、近年、「スクリーミング・イーグル」を彷彿させる評価を受けている「新カルトワインの王者」としての地位を確立した事で知られています。
スケアクロウとは「かかし」を意味する言葉で、これはジョセフ・ジャドソン・コーン・エステートのオーナーであるブレット・ロペスがジョセフ・ジャドソン・コーン・エステートの畑を築いた祖父を尊敬してつけた名称です。
なぜ、ブレット・ロペスの祖父とかかしが関係しているのかと言いますと、ブレット・ロペスの祖父であるジョセフ・ジャドソン・コーンは映画スタジオのメトロ・ゴールドウィン・メイヤーで「オズの魔法使い」のプロデューサーをつとめ、これ以外にも数々の映画をてがけてきた事にあります。
また、ブレット・ロペスはジョセフ・ジャドソン・コーン・エステートを受け継ぐ前は商業カメラマンとしてリーヴァイスやホンダ、コカ・コーラなどの仕事を手掛けていたという経歴の持ち主でもあります。
そんなジョセフ・ジャドソン・コーン・エステートのブドウを使って、女流ワインメーカーのシリア・マチェスキによってスケアクロウは生み出されました。
スケアクロウの特徴
スケアクロウは1945年に植えられたカベルネ・ソーヴィニヨン100%のワインで、造られたワインは3年に1度くらいの割合でオークションに出品されています。
2011年に出品したスケアクロウ2009年のヴィンテージは12万5千ドルで落札され、当時の史上最高額を記録しており、その後、2012年のオークションでは26万ドルで落札され、最高額の更新を果たすほど高い人気を誇っています。
ちなみに1945年に植えられたカベルネ・ソーヴィニヨンが今も残っている事はとてもすごい事で、この古樹は「オールド・マン」と呼ばれており、とても珍重されています。