果実を原料として醸造、蒸溜した酒で、一般的にはブドウを原料としたものを指しますが、リンゴやサクランボなどを原料としたブランデーもあります。
主に白ブドウのワインを蒸留して樽に入れ、熟成して製造する。
穀物を原料とするウイスキーなどと比べ、ブランデーは果実ならではのフルーティーな香り、華やかさが持ち味です。
その語源はオランダ語の 「ヴァン・ブリュレ(Brandewijn=焼いたワイン)」とされ、このヴァン・ブリュレがイギリスで英国風になまってブランデーになったというのが通説です。
フランスのコニャックとアルマニャックがブランデーの2大産地。
主なブランドとしてはカミュ、レミーマルタン、ヘネシー、マーテル、オタールなどが有名です。
コントは、ブランデーの熟成年数の表します。
蒸留した年のブランデーは「コント0」になります。
最初の4月1日を迎えると「コント1」、次の年の4月1日には「コント2」となり、4月1日が来るごとに数字が1つずつ増えていきます。
ブランデーは、ブレンドした原酒中で最も古いものの熟成年数を表す下記の符号が一般に用いられている。
コント2(熟成年数3年以上)…スリースター
コント4(熟成年数5年以上)…VSOP
コント6(熟成年数7年以上)…XO、エクストラ、ナポレオン
コント1(熟成年数2年以上)…スリースター
コント4(熟成年数5年以上)…VO、VSOP
コント5(熟成年数6年以上)…XO、エクストラ、ナポレオン