穀類を原料として、糖化、発酵の後に蒸溜をおこない、木製の樽で貯蔵熟成させてできるお酒。
ウイスキーの語源はゲール語の「命の水」を意味するウィシュケ・ベァハに由来する。
スコットランド、アイルランド、日本、カナダ、アメリカ。
この5カ国が世界的なウイスキー生産国として知られ、「5大ウイスキー」と呼ばれます。
ウィスキーは、ブレンドした原酒中で最も古いものの熟成年数を表す下記の符号が一般に用いられている。
イギリス・スコットランドで製造されるウイスキー。
麦芽を乾燥させる際に使用する泥炭(ピート)に由来する独特の香りが特徴の一つである。
スコッチは大麦麦芽のみを原料とする「モルトウイスキー」とトウモロコシと大麦麦芽を5:1の割合で配合したものを原料とする「グレーンウイスキー」に分かれる。
アイルランドで製造されるウイスキー。
ピートはモルトの過程で使うことはほとんどなく、そのために滑らかで甘口の風味に仕上がっている。
ほとんどのアイリッシュウイスキーはスコッチウイスキーのくすんだ土臭さがない。
1870年頃から造られた日本で生産されているウイスキー。
近年では海外のウイスキーマガジンで高評価を受けた為、イギリスを中心に山崎や余市などの人気が海外で高まってきている。
カナダで作られるウイスキーで、法律でカナダ国内で最低3年間 樽でねかしたものとされている。
殆どのカナディアンウイスキーはブレンドしたマルチグレーンウイスキーである。
主にアメリカ・ケンタッキー州を中心に製造されている「バーボン・ウイスキー」が有名である。
主原料にトウモロコシを使うことが多く、スコッチと比べると軽い飲み口のものが多い。