アードベッグ・プロヴナンスは、アイラ島で1.2を争う程人気のアードベッグ蒸留所から発売されたプレミアムウイスキーです。
1815年に創業された歴史あるアードベッグ蒸留所は、アイラ島の数ある蒸留所の中でも一番ピート香が高く癖になる味わいが特徴的です。
また、ピートの濃厚さの中にフルーティーな風味を生み出している所がバランスの良い味わいとして多くの人々に評価されています。
様々な素晴らしいウイスキーを生み出したアードベッグ蒸留所ですが、現在まで順風満帆な道のりではなく、何度もオーナーが変わりその度に操業と閉鎖を繰り返してきました。
アードベッグ蒸留所が落ち着きを取り戻したのは、1997年にグレーンモーレンジ社がオーナーとなってからで、現在はモエ・ヘネシー社が運営しています。
またアードベッグ蒸留所には、鎖に囲まれたAのような文字をモチーフとした特徴的なロゴが付いています。このロゴは、アードベッグ蒸留所付近のキルダルトン教会跡地にある「キルダルトン・クロス」のデザインをモチーフとして作られました。
Aはアードベッグ蒸留所の頭文字で、その周りを囲んでいる鎖は切れている部分がない事から連なる文様として永遠を象徴しています。
この事から、アードベッグ蒸留所が永遠に営業していられるようにという思いを込めて付けられました。
アードベッグのプロヴナンスは、1974年に蒸留したものを23年間樽の中で熟成させ1997年に瓶詰めしたウイスキーで、度数は55.6というアードベッグが今まで作ったウイスキーの中で一番高い数値を誇っています。
度数が高いウイスキーは飲みにくいというイメージがありますが、アードベッグのプロヴナンスは、しっかりとしたスモーキーさの中にバニラや蜂蜜などの濃厚な甘みが含まれていて飲みやすく作られました。
最初は、アードベッグらしいスモーキーの香りや塩気など厚めのボディを感じますが、後からバニラや蜂蜜の濃厚な甘みを感じる事が出来ます。
スモーキーさの中に濃厚な甘みが含まれたバランスのある味わいは、多くの人々を虜にするなど人気の1品となっています。
いわの美術では、飲まなくなったウイスキーなどのお買取りを強化しています。
お祝いで頂いた物・自分で買った物・お店の在庫などで飲まないけど捨てるには勿体ないお酒などございましたら、是非一度いわの美術までお問い合わせ下さい。