【お酒買取いわの】では、スコットランドのスペイサイドの若き貴公子とも表現されるオスロスクの買取をしております。
オスロスクの蒸留所のある地方は、スペイ川の流域で、大麦の収穫量も多く、ピートも豊富な土地柄で、約50もの蒸留所が存在する場所に位置します。オスロスク蒸留所は、ブレンデッドスコッチウイスキーのJ&Bの原酒確保と、新たなシングルモルトを誕生させる目的で、1974年に建設されました。
Auchroiskと綴られるオスロスクは、ゲール語で「赤い流れを渡る浅瀬」を意味しますが、このAuchroiskの発音がスコットランド人以外の外国人には難しく、オフィシャルボトルには、かつて「ザ・シングルトン」という馴染みやすいブランド名がつけられていました。
オスロスクの仕込用水には“ドリーの井戸”と呼ばれる泉の水が利用されていますが、この井戸水が花崗岩と砂岩の間からにじみ出た極めて良質な軟水で、ウイスキー造りに適した理想的な水であったため、この泉のある地にオスロスクに蒸留所が建てられたともいわれています。
オスロスク蒸留所は比較的若い蒸留所であるにもかかわらず、品評会では並みいる老舗蒸留所とも渡り合い、数多くの賞を受賞しており、スペイサイドの良さを全て兼ね備えた銘酒として、国際的な名声を得ています。
ドリーの井戸という良質の軟水が用いられた銘酒オスロスクは、上述したように、かつては「ザ・シングルトン」という馴染みやすいブランド名がつけられていましたが、1997年のオーナー会社の吸収合併と同時に、オスロスク蒸留所のザ・シングルトンというブランド名はなくなってしまいました。
現在、オスロスクは、UDに買収され、ディマジオ社所有となり、Auchroiskのブランド名は、プレミアムシングルモルトシリーズである「UD花と動物シリーズ」で販売されています。そして、ザ・シングルトンの名は、現在キリンで扱われていますが、キリンのザ・シングルトンは、同じディマジオ社所有の別な蒸留所から、アジア向けに出荷されているボトルで、中身は別物となっています。
そのため、The SINGLETON of Auchroiskとラベルに記されている以前のザ・シングルトンのオールドボトルは稀少性があり、中でもザ・シングルトン オブ オスロスク・パティキュラーは、今でも人気が高く、高価買取の期待できるボトルのひとつとなっています。
ザ・シングルトン オブ オスロスク・パティキュラーは、名前が長いこともあり、通の間ではシングルトン パティキュラーと略して呼ばれ、中古市場でも注目されています。
オスロスク蒸留所のシングルトン パティキュラーの買取査定では、ボトルラベルの年度により、買取評価が異なります。
ご売却をお考えのシングルトン パティキュラーがございましたら、ボトルとラベルのお写真をお撮りいただき、買取査定フォームよりお送りくださいませ。折り返し買取査定担当スタッフより、おおよその買取査定額をご案内申し上げます。