スプリングバンクは1823年にレイド家によって創業したスコッチウィスキーの蒸留所ですが、1837年にミッチェル家に買収されてからはミッチェル一族が経営するスコットランドでは数少ない独立資本の蒸留所です。
そんなスプリングバンクの蒸留所があるのが、キャンベルタウンというかつてはウィスキー造りが盛んであった町で、当時は30以上もの蒸留所がありましたが、現在ではスプリングバンクを含め2つの蒸留所しか残っていません。
スプリングバンクは創業当時から麦芽は100%自家製麦(フロアモルティング)で、自社でボトリングまで手掛け最終工程までの管理を蒸留所内で行っており、ここまで一貫してやっているのはスコットランドではスプリングバンクだけです。
スプリングバンクにはたくさんのオールドボトルが存在しており、その中でも現在では入手困難となっているものがお写真のブックボトルです。
ブックボトルと言えば、コニャックのカミュが有名ですが、このスプリングバンクのブックボトルも陶器で出来ており、色も緑、赤、黒、金などがあり、外箱付で本棚に仕舞っておいたら辞書と間違えてしまう程の造りが人気で、昔は本棚に仕舞ってこっそりと楽しんでいた人もいるそうです。
陶器のボトルはコレクターにも人気の高いお品物で、スプリングバンクのブックボトルも高価買取が期待できるお品物です。
スプリングバンクのブックボトルのお買取りでの絶対条件は未開封である事です。
ただし、スプリングバンクのブックボトルは古い時代に流通していたお酒ですので、コルクが傷んでいる場合がございます。
その場合、横にしたまま保管しておくと傷んだコルクから中身がシミ出てしまい液漏れの評価が付くので買取額が下がってしまいます。
スプリングバンクのブックボトルは高価買取が期待できるお酒ですので取扱いには注意が必要なお酒です。
また、スプリングバンクのブックボトルには1986年に限定発売された15年ものがございます。
こちらは出回った数が非常に少ない為、高価買取となっております。
日本で販売された物であれば「特級」の文字がどこかにシールで貼られていますので、お持ちのスプリングバンクのブックボトルを確認してみて下さい。
自分では価値が良く分からないお酒があれば、メールにお手持ちのお酒のお写真を添付して頂ければ、画像よりお調べして簡易査定を行っております。
スプリングバンクのブックボトルはもちろん、気になるお酒のご売却をお考えでしたら、お気軽にお問合せ下さい!!