マーテル本社がるのはワインで有名なボルドーに近くにあります。
その昔アンリ4世が
「我が国における最も美しき清流」と参照しました。
このメーカーロゴに描かれている黄金のツバメには、
一つの逸話があります。
今から300年ほど前(2012年現在)フランスコニャック地方。
オーク樽から蒸発した華やかで上品な香りが、周辺に満ちていたある日の事です。
その日は、待ちに待った、ゆっくりと熟成を重ね、
マーテルの理想の原酒が初めて貯蔵庫から出される日の事です。
貯蔵庫からマーテルの原酒の入った樽が出されると、
それと同時に、どこからともなく黄金に輝くツバメが姿を現しました。
そして、原酒が眠るオーク樽の上を、
まるでこの世にマーテルが姿を現すのを祝福するかの如く飛び回ったのです。
その姿はまるで天使が遣わした喜びの使者のように美しかったといいます。
おいしさの秘密はまず、
原酒に「ボルドリ原酒」を使っていることが一つです。
その原酒は「すみれの花の薫り」と表現されます。
華やかで優雅な香り、
そして「まろやかな味わい」
この二つの大きな特徴を持つ、
ボルドリ原酒をふんだんに使っているから、
繊細で芳醇、その中に感じる柔らかな深みが生まれます。
「空いてなお、グラスは、香る」とコニャック愛飲家たちの中では語られます。
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