世界五大ウイスキーのひとつスコッチウイスキーには、様々な種類がありますが、シングル・モルトとブレンデッドの違いを一言でいうと何が違うのでしょうか?シンプルにいえば、かかわった蒸留所の数が違うとうことです。
シングル・モルトは、字の如くSingle「ひとつの蒸留所」を意味し、ひとつの蒸留所から生まれたものならば、それはシングル・モルト・ウイスキーです。
それに対してブレンデッド・スコッチウイスキーは、2つ以上の蒸留所が関わっているもので、複数の蒸留所の原酒を混ぜ合わせ、ブレンドしたものになります。流通量もブレンデッド・スコッチウイスキーの方が圧倒的に多いとされています。
【お酒買取いわの】では、色々なブレンデッド・スコッチウイスキーの買取をしています。
ブレンデッド・スコッチウイスキーには異なる蒸留所でつくられたシングル・モルトが含まれています。
強烈な個性と個性が引き立てあうように、計算しつくされてつくられおり、その方向性を決める重要なシングル・モルトを「キーモルト」とよんでいます。ブレンデッド・スコッチウイスキーが誕生したのは、1826年に連続式蒸溜機が登場したことによるといわれています。
ブレンデッド・スコッチウイスキーは、ボトラーによって作られます。ボトラーは蒸留所からモルトやグレーンの原酒を樽ごと仕入れて、ブレンドして独自の銘柄をつくります。
どのようなモルトやグレーンをどのくらいの割合で配合するかといったことは、ブレンダーという専門職によってつくられ、ブレンダーは嗅覚や味覚を頼りに、何十という原酒を絶妙なバランスで組み合わせていきます。ブレンデッド・スコッチウイスキーは、ブレンダーといった「人」がつくるウイスキーのため、創業者の名などがブランド名となることが多いとされています。
【お酒買取いわの】では、世界中で流通量も多いブレンデッド・スコッチウイスキーの買取をしています。
日本でのブレンデッド・スコッチウイスキーの販売上位を占めるのは、バランタイン、シーバスリーガル、ホワイトホース、ジョニーウォーカーなどが定番となっています。
その他にもカーティサーク、オールドパー、ベンネヴィス、デュワーズなどがあげられます。
販売量上位のバランタインは、フランスをはじめヨーロッパで人気の高いスタンダードウイスキーで、バランタインファイネストが日本でもよく飲まれています。
バランタインの買取の場合、よく飲用されるファイネストよりも熟成年数の長い30年もののバランタインの方が、高価買取の可能性が高くなります。
また、珍重されているブレンデッド・スコッチウイスキーとしては、「特級」と表示されたラベルの特級品です。
日本では明治から昭和にかけて日本の輸入ウイスキーの主流は、ブレンデッド・スコッチウイスキーで、平成元年の酒税法改正まで特級、1級、2級とランク付けされたラベルが貼られていたそうです。
この特級ラベルのあるブレンデッド・スコッチウイスキーは愛好家の間で今でも珍重されており、【お酒買取いわの】でもこういった古酒の要素のあるオールドラベル、オールドボトルの買取を積極的に行っています。