【お酒買取いわの】では、シングルモルトウイスキー「モートラック」の買取をしています。
スコッチの聖地ダフタウンにはコンヴァルモアやピティヴェアックなど閉鎖したものも含めて、いくつか蒸留所がありますが、その中で最古の蒸留所がモートラックです。モートラックの蒸留所は、スコットランドで最も蒸留所が密集するスペイサイドの中心地、ダフタウンにおいて最初の認可蒸留所として1823年に設立されました。
モートラック蒸留所の発展に大きく貢献したジョージ・コーウィーは、大英帝国の鉄道開発にも尽力した人物です。ジョージ・コーウィーは、スコットランドに鉄道を引いた実績をもつ産業革命期における類稀なる実業家として知られますが、同時にエンジニアでもありました。
ジョージの息子のアレクサンダー・コーウィーは、父の作ったモートラック蒸留所に理想の味わいを求めて、新たな蒸留システムを開発します。その蒸留システムのエンジニアリングに対する情熱が、極めて独特な製法と個性を生み出しました。それが、モートラックの2.81回蒸留といわれる蒸留システムです。この専門家が「2.81回蒸留」と表現する特殊な蒸留工程は非常に複雑で、すべてのポットスチルの形状が異なり、モートラックの蒸留プロセスは、職人でもマスターするのに半年はかかるといわれています。この複雑かつ細やかな蒸留プロセスを経て、独特のリッチでローバストな風味が産み出されるのです。
モートラックの芳醇でパワフルな味わいは、ブレンダーやウイスキー通の間では「ダフタウンの野獣」「肉系のスペイサイドモルト」と称され、絶賛されています。【お酒買取いわの】では、モートラックの買取をしています。
スペイサイドモルトの良いところを兼ね備えた優秀なシングルモルト モートラック。その蒸留所は、ハイランド地方の蒸留所としては最大の大きさを誇っていますが、現在はディアジオ社の傘下に入っています。モートラックの原酒はジョニーウォーカーなどのブレンディッドスコッチの複雑さを加えるために使用されており、ごく少量がシングルモルトウイスキーとしてボトリングされ、流通量は限られウイスキー通から高い評価を得ています。
日本では2015年3月にディアジオ社からシングルモルト・スコッチウイスキーの市場において「ウルトラプレミアムシングルモルト」という新たなジャンルを確立する逸品として、「モートラック レア オールド」、「モートラック18年」、「モートラック25年」が発売されることとなっており、話題となっています。
しまったままになっているモートラックをお持ちではありませんか?モートラックの古酒や限定販売されるレアモルト、インディペンデントボトルなどが高価買取の可能性がございます。古酒の場合は、状態が多少悪くても買取の対象となっておりますので、ご売却をお考えのモートラックがございましたら、是非【お酒買取いわの】までご連絡ください。