【お酒買取いわの】では、今は完全閉鎖されてしまったリトルミル(littlemill) 蒸留所のシングルモルトウイスキーの高価買取をしています。
リトルミルはスコットランド最古の蒸留所のひとつとされ、その創業は1772年、一説によると14世紀からビール醸造を行ってきた場所で、それと同時にウイスキーづくりも行われてきたとされています。
リトルミルが世界最古の蒸留所だったとされる根拠のひとつとして、イギリス政府がウイスキー産業の調査を開始した1821年に、年間90,000リットル以上の生産量が記録されていることがあげられます。
リトルミルはハイランドとローランドの境界線の南にあるキルパトリックの丘の麓、クライド川に面して建つ蒸留所で、クライド川に沿った一帯は大麦の生産地で、キルパトリックの丘周辺にはウイスキー造りに欠かせない湧き水が豊富にありました。
1930年代までは、ローランドの特徴である3回蒸留を行っていましたが、後には2回蒸留になったといわれています。リトルミルのホットスティルは初留、再留をあわせて2基で、そのポットスチルは通常のものと形状が異なり、ネック部分が円筒形の変形ポットスチルが使われていました。さらにラインアームに取り付けられたアルコール蒸気をコントロールするメーターを用いることにより、濡れた段ボールともいわれる個性的な香りが生まれたのです。
リトルミル蒸留所の所有者の変更は目まぐるしく、1990年代に閉鎖され、2004年には火災で消失して、現在は完全に取り壊されています。
閉鎖蒸留所リトルミルのウイスキーをお持ちではありませんか?【お酒買取いわの】ではリトルミルのウイスキーの買取に力をいれております。
ローランドで造られるモルトウイスキーは、ハイランドのものよりも軽くドライで、食前酒に最適であるといわれていますが、リトルミルを飲むときに柔らかいローランドを想像して飲むと、その個性に驚かされるといいます。
リトルミルのモルトウイスキーは独特の風味を持つオールドスタイルな秀作であるともいわれ、その味わいはクセのある独特な個性があり、オートミールのような香りがあるといわれます。しかし、この個性的な味わいも、蒸留施設もなくなった今は、市場でも姿を消しつつあり、その稀少価値があがってきています。
【お酒買取いわの】では、オフィシャル、ボトラー物問わず、リトルミルのモルトウイスキーの買取をしておりますので、ご売却予定のリトルミルのお品がございましたら、日本全国でお酒の買取を行っている【お酒買取いわの】までご連絡ください。