今回、【お酒買取いわの】がお買取りしたお品物はヘネシーXOです。
ヘネシーといえば世界で売れているコニャックのトップ3に入るコニャックメーカーですが、創業者であるリチャード・ヘネシーはルイ15世の軍隊に所属していたアイルランド人の将校をつとめていた経歴がございます。
1765年に創業したヘネシーは創業以来、一族経営でコニャック造りを行ってきました。
世界最大30万樽ある貯蔵量の中から最高の相性を探し出してブレンドする手法は、今も昔も変わっていません。
1794年にアメリカへの輸出をきっかけに世界中に知れ渡り、日本へ輸出されるようになったのは1868年ですので、日本で飲まれるようになってから約150年の月日が流れている事になります。
そんなヘネシーのこだわりはコニャック地方の第一等級であるグランドシャンパーニュ、プティットシャンパーニュ、ボルドリー、ファンボアの4つの畑から収穫されたブドウのみを使用した原酒をブレンドしている事です。
その原酒を樹齢100年を超えるフランス原産のオークで作られた大樽を使用しています。
お買取りしたヘネシーXOは、高級ブランデーとして一般的にも飲まれる事の多い等級で、もともとヘネシー家の家族や友人に振る舞うために蓄えていた年代物の蒸留酒(オー・ド・ヴィー)を創業者のひ孫であるモーリス・ヘネシーによって販売用にブレンドされた事で世の中に出回るようになったコニャックでした。
発売は1870年で、当時はヘネシースリースターに似たボトルに入れて発売され、現在のブドウをあしらった個性的なデザインのボトルになったのは1947年の事で、リシャール・ヘネシーの甥に当たるジェラール・ド・ジョッフル・ド・シャブリニャックによって考案されたものでした。
お買取りしたヘネシーXOもこの個性的なデザインのボトルでした。
外箱とキャップの形状から、現行品より少し前の時代に販売されていたもので、バーコードの番号からフランスで購入したものという事が分かりました。
【お酒買取いわの】では、ブランデーをはじめ、ワイン、シャンパン、ウィスキーなど洋酒を中心にお酒の買取を行っております。
昔、お土産で貰う事の多かったお酒を現在も保管しているという方はいらっしゃいませんか?
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