今回いわの美術がお買取りさせていただいたお品物はイルカの美しいフォルムが印象的なプラチナドルフィンのブランデーです。
お酒のボトルには、陶器や様々な装飾が施されたお品物が数多く存在します。
その中でも幸せの象徴ともされているイルカを型どったドルフィンデキャンタは人気が高いお品物です。
ドルフィンデキャンタには通常色、ピンク、金、プラチナ、ブラックなど様々な色で作られています。
通常のドルフィンデキャンタはイルカが2匹いますが、3匹いる品物もあってそちらの方が価値が高くなります。
イルカは、約8000年前縄文時代の遺跡からイルカの骨に刺さった黒曜石の簎先の石器が発掘され、約5000年前の縄文時代の遺跡からはイルカの骨が大量に見つかっています。
これにより、イルカは何千年、何万年前から存在していたと伝えられています。
イルカは、様々な国で幸せの象徴とされ、ハワイ語ではナイアと呼ばれアウマクアの1つとして大切にされてきました。
アウマクアは、ハワイ語で祖先や守護神という意味で、祖先が様々な動物と共存したり、姿を変えて現れると伝えられ、アウマクアと言われている動物を傷つけたり食べたりする事は、永遠の死、地獄に落ちると言い伝えられてきました。
また、中国ではピンクのイルカなども存在し、恋愛運UPすると言われ、イルカをモチーフにしたアクセサリーが大変人気になっています。
ドルフィンデキャンタはその美しさから、誕生日などの贈り物としても多く使われ、デコレーションなどをして渡される事も多いそうです。
今回のお品物は、目立った汚れやキズなどはなく、重さは1947g程でお箱付という事もあって、高評価にてお買取りさせて頂きました。
いわの美術ではドルフィンデキャンタのブランデーをお買取り致します。
また、ホワイト&マッカイのポットスティル型や、ラーセンのバイキングシップなどもお買取りしています。
陶器ボトルに関しましては、お酒の容量が見えなく蒸発しているかもわからないため、重さでの判断となります。
ご売却の際には、本数が少なければメールで写真を添付していただき、陶器の状態や重さなども記載していただければと思います。