今回、【お酒買取いわの】がお買取りしたお品物は、ポメリー社のシャンパン、ポメリーグレノです。
現在は終売しているボトルですので、見かける事は少ないボトルです。
ポメリー社は1836年にナルシノ・グレノによって設立されたシャンパーニュメーカーで、シャンパーニュ(フランスではシャンパンではなくシャンパーニュが正式名称)の産地であるフランスのランスに所在しています。
1856年にルイ・アレクサンドル・ポメリーが経営に参加した事により、ポメリー・エ・グレノ社となりますが、2年後にルイは亡くなってしまいました。
その後、経営を引き継いだのはマダム・ポメリーで、当時のシャンパーニュは甘口が主流でしたが、辛口のシャンパーニュを発表した事で、1890年には200万本以上のシャンパーニュを出荷した実績を作り上げ、ポメリー社をシャンパーニュ最大のメーカーとして成長させました。
また、シャンパーニュを熟成させるセラーもローマ時代の石灰岩の採掘場がシャンパーニュを貯蔵するのに理想的な環境であった事をマダム・ポエリーは知っており、その採掘場をセラーとして使用する事に決め、今も2900万本のシャンパーニュが貯蔵されています。
ポメリー社では、美しいロイヤルブルーをブランドカラーとし、ラインナップも四季に合ったシャンパーニュを生み出すなど、常に新しい事に取り組んでいるシャンパーニュメーカーとして日本でも知られています。
お買取りしたポメリーグレノは、全体的に劣化が見られ、ラベルなどの破損がマイナス評価となっての買取となりました。
シャンパーニュの買取では、栓を覆っているアルミなどのカバーやラベルの状態がものすごく重要になってきます。
また、保管場所もセラーなど一定の温度に保たれた場所で保管されていた方が買取額は高くなります。
【お酒買取いわの】ではシャンパンの買取を強化しております。
シャンパンの呼び名は日本独自のもので、正式にはシャンパーニュです。
また、シャンパーニュはフランスのランス地方で製造されたもののみが名乗る事が出来、それ以外の産地で造られたシャンパンは、発泡ワインもしくはスパークリングワインと呼びます。
お問合せの際はシャンパンの銘柄、内容量、外箱の有無、年号の記載があれば年号もお伝え頂くとお査定がスムーズに進みます。
シャンパンやスパークリングワインのご売却をお考えでしたら、【お酒買取いわの】までお気軽にご相談下さい!!