今回いわの美術がお買取り致しましたのは、スワロフスキーから発売されたペアシャンパングラスです。
シャンパングラスには、フルートとクープと呼ばれる2種類の形が存在しますが、今回お買取りしたお品物は、シャンパングラス定番のフルート型のお品物です。
シャンパンが日本に伝わった当初はヨーロッパの貴族が使用していたクープ型のグラスが日本でも使われていましたが、炭酸がすぐに抜けてしまうという難点や、シャンパンの泡が綺麗に見えないとの事で改良がなされ現在のフルート型が生まれました。
フルート型は、クープ型に比べて飲み口が狭くシャンパンと空気が触れにくいので炭酸が抜けにくいのと、グラスの形が細長いのでシャンパンを注いだ時泡が上っていくのが見えて見た目的にも美しいグラスとなっています。
また、ワインの持ち手部分はスワロフスキーで埋め尽くされていて美しい輝きを放っています。
スワロフスキー社は、1895年にチェコ出身のガラス製造業者ダニエル・スワロフスキーがオーストラリアのチロル州で創業したクリスタル・ガラスメーカーです。
スワロフスキー社の作るクリスタルガラスの美しい輝きが認められ、ヴェルサイユ宮殿に飾られている「ガブリエル」というネックレスのようなシャンデリアや、オペラ劇場のシャンデリアパーツなども手掛けています。
現在は独自のカッティングやガラス製作技術を用いてアクセサリー製作も行い、全世界の国民に愛されているガラスメーカーとなっています。
また、スワロフスキー社のクリスタルガラスは通常のクリスタルガラス製品が酸化鉛約24%のところ、酸化鉛を最低32%も含んでいるのが特徴です。
酸化鉛は、多く含む程光の屈折率や透明度が上がる為光の反射加減により綺麗な虹色に輝くので世界を代表する宝石ダイヤモンドの輝きにも引けを取りません。
そして、独自のカッティングとコーティング技術を加える事でより輝きが増し、さらに美しく仕上がり現在多くの女性に愛されているお品物となっています。
シャンパングラスの買取について
いわの美術では、上記でご紹介したスワロフスキー社のシャンパングラス以外でもサンルイやバカラなどのシャンパングラスもお買取りしております。
シャンパングラスの買取で重要なのが状態と付属品が揃っているかどうかです。
大きなカケや傷などがついていますと査定額がマイナスとなってしまいますのでご売却をお考えでないお品物でも大切に保管する事をオススメ致します。
また、買われた時の箱も一緒に付いていますと査定額がプラスとなりますので捨てないようお願い致します。
いわの美術では、シャンパングラス以外にもシャンパンやワイン、ブランデー、ウイスキーの洋酒から日本酒、お茶道具、絵画、掛軸、中国美術、ガラス製品、など様々なお品物をお買取りしております。
遺品整理やリフォーム・お引越しを伴うお片付け、コレクションの整理などでお困りでしたら是非いわの美術までお気軽にお問い合わせ下さい。