今回、【お酒買取いわの】がお買取したお品物はハンキーバニスター20年の陶器ボトルです。
カトレアの花がデザインされた深いブルーの陶器ボトルが印象的で、ウイスキー特級の文字があるため、1989年以前に日本に輸入され流通していたという事が分かります。
ハンキーバニスターは当時、三越が販売に力を入れていたようですが、日本経済のバブル崩壊と共にウイスキーの需要も減り、現在では日本でもあまり見かける事がなくなってしまったスコッチウイスキーです。
ハンキーバニスターはハンキーとバニスターという人物によって設立された会社の名称で、ウイスキーの名称として使われるようになった19世紀頃からその名が知られるようになりました。
1988年にはインバーハウスの傘下となり、ハンキーバニスターという名称はそのままで製造は続けられていますが、中身はこれまでのハンキーバニスターとは違っています。
そのため1988年以前のハンキーバニスターは愛飲家の間でも高い人気を誇っています。
さて、今回お買取したハンキーバニスター20年 陶器ボトルは替栓と化粧箱が揃った状態でのお買取となりました。
このハンキーバニスター20年 陶器ボトルは封蝋がされており、これはウイスキーの異物混入や中身の入れ替えを防ぐために行われていた事でした。
実際に飲む時はこの封蝋を熱したナイフなどで溶かして開けなければならないため、開封した事が一目で分かるようになっています。
そのため、買取時にも封蝋の状態は査定のポイントとなっています。
また、現在流通していないハンキーバニスターという事で高い評価での買取となりました。
【お酒買取いわの】では飲むご予定のないお酒の買取を行っております。
今回、お買取したハンキーバニスター20年 陶器ボトルのような古いお酒でもウイスキーはアルコール度数が高いため買取る事が可能です。
ハンキーバニスターは熟成年数が4年、8年、12年、15年、20年とあり、熟成年数が高い方が買取額は高くなりますのでお問合せの際は、熟成年数などラベルに書かれている情報をできるだけ全てお伝え頂くと査定がスムーズに進みます。
これはハンキーバニスターに限らず全てのお酒に共通している事ですので、お問合せの際は忘れずにお願い致します。