今回、【お酒買取いわの】がお買取りしたお品物は、マンローズ キングオブキングスです。
キングオブキングスはオールド・パーの製造元であるマクドナルド・グリンリース社の子会社として設立されたジェームス・マンロー社の看板商品であるスコッチウィスキーです。
日本へは明治の初め頃にオールド・パーの姉妹品として紹介されたウィスキーとして知られています。
ちなみにオールド・パーは岩倉具視を特命全権大使とする欧米視察団がイギリスから持ち帰った土産品としても有名で、高級酒として著名人や政治家などが愛飲していた事で知られています。
スコッチウィスキー発祥の地であるスコットランドでは、ウィスキーが商品として世の中に出回る前は、ガラスがとても高価であったため、自家製の陶器ボトルにウィスキーを入れて保管していました。
マンローズ キングオブキングスはその当時の陶器ボトルであるストーンジャグを模った陶器製のボトルで発売しました。
注ぎ口には封蝋が施されており、これは異物混入を防ぐために起用されていました。
マンローズ キングオブキングスは、キーモルトにグレンダランを使用したブレンデッドウィスキーです。
この陶器製のボトルは何度か復刻版やレプリカが発売されていますが、特級表示があるため1989年以前に日本に輸入されたお酒という事が分かります。
外箱付で、替え栓などの付属品が揃っていましたので、高い評価での買取となりました。
【お酒買取いわの】では、未開栓であれば古いお酒の買取も行っております。
ただし、日本の酒税法が変わる1989年以前のお酒には高い税金がかけられていたため、かなりの金額を出して購入したものがほとんどかと思います。
しかし、現在ではその酒税法は改正されており、お酒の価値だけで見ると、思ったほど買取額は高くないのが現状です。
仮に、お問合せ頂いた段階で買取額があまりにも残念な結果であった場合、【お酒買取いわの】ではお買取りをせず、ご自身で飲まれる事をお勧めしております。
しかし、お酒は飲まないというのであれば買取らせて頂きますので、お気軽にご相談下さい。