今回【お酒買取いわの】がお買取致しましたのは、終売品のアンバサダー 25年です。
ボトル裏面のラベルをみると、輸入業者は山楽でアルコール度数43度とあり、1989年4月以前の酒税法の変わる前のものと推測されます。
海外購入のものにはありませんが、日本国内で販売されたものであれば、「ウイスキー特級」と言う文字の入ったラベルが貼付されている場合が多いそうです。最近は「ウイスキー特級」の表示がある古いウイスキー蒐集が、通の間ではやっているそうですので、買取査定の際、特級ラベルがあれば更に高価買取が期待できたお品物です。
今回お買取したアンバサダーは、テイラー&ファーガソン社(Tailor & Ferguson)が1885年に創業し、20世紀初頭、イギリスに駐在する各国の大使により“イギリスを代表するスコッチウイスキー”としても選出されました。
当時アンバサダーは、輸出専用の製品で、アメリカ、日本をメインに輸出されていました。
アンバサダーは、イギリス政府の公式レセプションで必ず使用されたほどのウイスキーで、Ambassador~「大使」というネーミングがつけられたのも頷けます。
このアンバサダーというスコッチウイスキーは、モルトにハイランド・モルトのスキャバを中心に42種類のモルトウイスキーがブレンドされています。
アンバサダーには、今回お買取のアンバサダー25年のほか、アンバサダー12年、アンバサダー・エンバシー、アンバサダー・ファイネストなどがあります。
今回お買取したアンバサダー25年の味わいは、マイルドでコクと豊かな風味が特徴とされ、2000年頃まで輸出専用として販売されていた様ですが、現在では終売となっております。
今回お買取したアンバサダー25年は、1980年代後半~1990年代前半あたりの終売品のボトルと思われ、同じアンバサダー25年でも、時代により微妙ボトルの形状が異なるものも存在します。
また、今回お買取のアンバサダーの輸入業者は山楽ですが、サントリー輸入時代もあり、そういった微妙なボトルや表示の違いなど、マニアの間ではコレクションされて楽しむ方も多いそうです。
【お酒買取いわの】では、今回お買取のような終売品ボトルは、高価買取対応となっておりますので、オールドボトルや終売品のご売却をお考えでしたら、是非【お酒買取いわの】までご連絡ください。