今回、【お酒買取いわの】がお買取したお品物はワインで、銘柄はシャトー・ポンタック・ランシュ1983です。
シャトー・ポンタック・ランシュはフランス・ボルドー地区にあるマルゴー村に畑を所有している小さなシャトーで、このマルゴー村にはボルドーワインを代表するシャトー・マルゴー、シャトー・パルメ、シャトー・ローザン・セグラがあり、シャトー・ポンタック・ランシュはこれらのシャトーの畑に隣接している好条件の畑を持っています。
近隣の畑が30~50ha、広い所では100ha以上あるのに対してシャトー・ポンタック・ランシュの畑は8haと少ないですが良質なワインを生み出しています。
シャトー・ポンタック・ランシュは樽で12ヶ月~14ヶ月ほど熟成されてから世に送り出されており、新樽比率は最低でも1/3は使用し、残りの樽も1年~2年ほど使用されたものを使っています。
シャトー・ポンタック・ランシュはシャトー・オー・ブリオンの初代オーナーであったポンタック伯爵が所有し、その後、ランシュ伯爵が所有した事が名称の由来となっており、イギリスで最も権威ある評価誌デキャンター誌において最高評価の満点5ッ星を獲得しています。
また、1855年にボルドーで制定されたメドック格付けではシャトー・ポンタック・ランシュの名は入りませんでしたが、1932年に新しく制定されたブルジョワ級に格付けされ、そのブルジョワ級の中でも古い存在として知られ、良質なワインが低価格で楽しめると評判を呼んでいます。
今回、お買取したシャトー・ポンタック・ランシュはヴィンテージ表記が1983年となっており、これは1983年に収穫されたブドウを使用して樽詰めを行った事を意味しています。
この事からも古いワインである事が分かり、そのせいか全体的に傷んでいる印象で、致命的だったのがラベルのダメージでした。
ワインにとってラベルは大変重要なもので、ラベルに少しの傷があっても買取額は下がってしまいます。
また、今回お買取したシャトー・ポンタック・ランシュは販売価格も高くない事から、他のワインと合わせての評価で買取を行いました。
【お酒買取いわの】ではワインの買取に力を入れており、有名シャトーのワインはもちろん、基本的にどんなワインでも買取を行っております。
しかし、1点では評価する事のできないワインは複数まとめてでなければ買取る事ができません。
「売却したいワインがあるけれど価値が分からないから査定をお願いするのが恥ずかしい・・・」という方もいらっしゃるかと思いますが、【お酒買取いわの】ではそういったご相談でも無料で受けており、買取る事ができるワインであれば、査定額を提示しております。
ワイン以外にも、シャンパン、ブランデー、ウイスキーなどの買取も行っており、ワインと合わせての評価でも買取る事ができますので、お気軽にお問合せ下さい。