カミュについて
カミュは現在唯一の家族経営を貫いている大手コニャックメーカーとして、伝統的な製法を守り続けているコニャックメーカーです。
「葡萄作りから、口に入れるまで」の精神を大切にし、最高品質のこだわりを持ってコニャック造りを行っており、ロンドン国際ワイン&スピリッツ コンペティションに3回出場し、3回とも金賞を受賞しています。
そんなカミュは1863年にジャン・バチスト・カミュによって「ラ・グランド・マルク」という名で協同組合として創立しました。
当時はコニャックの原酒をブレンドして樽のまま販売を行っていましたが、後にジャン・バチスト・カミュによって協同組合が買取られ、カミュ社として本格的にコニャックを造るブランドとして始動しました。
カミュのコニャック
AOCクリュに指定されるボルドリー地区に広大なブドウ畑を所有しているカミュは、「スミレの香り」が特徴的なコニャックを生み出しています。
これは、ボルドリー地区が「スミレの香り」と呼ばれるエレガントな原酒が生産されている事に由来しています。
そのカミュには熟成年数やブレンドによって「VS」「VSOP」「XO」「XOスーペリア」などの種類があり、「バカラ カラフェ」「ジュビリー 」など中古市場でも高値で取引されているコニャックも存在します。
特に「ジュビリー」は、カミュ社創業50周年記念ボトルとして誕生し、カミュ家秘蔵熟成の極みに達した高貴なコニャックが収められており、そのボトルもクリスタルガラスメーカーとして世界的にも有名なバカラが手掛けています。
そのため、その姿から「液体の宝石」と呼ばれており、愛飲家の間でも知らない人はいないほどの逸品です。
この他にもナポレオンの姿を模ったものや本の形をしたものなど、複数の陶器ボトルを手掛けており、コレクターが注目するようなコニャックをリリースしています。