ゴーティエ

ゴーティエについて

ゴーティエは1644年からブドウ農園を始め、1755年からコニャックの製造を行い、ジョセフ・ゴーティエ社として1886年に創業したコニャックメーカーです。
コニャックメーカーとしては老舗に分類されるほどの歴史を持っており、現在はリキュールで有名なマリー・ブリザールの傘下として、伝統的で重厚な味とまろやかな飲み口のコニャックを作り続けています。
ゴーティエのある土地は、クーチュール川とオーム川という2つの川に挟まれていて、ここで作られるコニャックは川の水蒸気によって、よりまろやかで芳醇な仕上がりとなるのが特徴です。
また、コニャック地方にある8ヶ所のブドウ園と蒸留工場を所有しており、さらにコニャック生産地区の上位5地区から原材料のブドウやワイン、蒸留酒を購入し、自社でブレンドしています。
ちなみに創業当初はシップボトルのコニャックで有名なラーセンの子会社でした。

ゴーティエのボトル

ゴーティエはコニャックの品質の高さに加え、ボトルのデザインも人気の一つに挙げる事ができます。
ファンシーボトルと呼ばれるコレクション性の高い何かを模ったボトルの芸術性の高さは、ゴーティエを超えるメーカーは存在しないと言われるほどで、とても手の込んだ作りをしています。
代表的なものでは、海に浮かんでいるブイの形をしたボトルの「フィッシャーボール」や、ランタンを模した「ランタン」、超音速旅客機コンコルドを模した「コンコルド(エアプレイン)」は贈り物としても人気を呼んでいます。
ちなみに「フィッシャーボール」の中身はVSOPで、「ランタン」はXO等級のコニャックが詰められています。