ホワイト&マッカイについて
ホワイト&マッカイは、1844年に友人同士であったジェームズ・ホワイトとチャールズ・マッカイの2人で立ち上げたホワイト&マッカイという会社のスコッチウイスキーで、会社名をブランドの名称として活用しています。
創業当初は2人でのスタートとなりましたが近年では合併や買収を繰り返し、規模の拡大に成功しますが、経営権を保有する会社が移り変わっている現状があります。
そのためなのか、インドの企業に買収された際に日本向けのボトルは熟成年数のリニューアルが図られ、他のメーカーとは違う変則的な13年、19年、22年という熟成年数となっています。
ちなみに、巨大企業として知られているディアジオ社に対抗するべく、日本の企業であるサントリーがこの経営権を狙っていたというエピソードもあります。
ホワイト&マッカイの特徴と現在
ホワイト&マッカイは、1度にまとめて原酒をブレンドせずに、数十種類のモルト原酒のみを熟成させた後にグレーン原酒とブレンドさせ、再び熟成させるというダブルマリッジという製法を駆使して造られたブレンデッドウイスキーで、メインモルトにはダルモア蒸留所とフェッターケアン蒸留所などの原酒が用いられています。
また、ホワイト&マッカイの特徴であるダブルマリッジ製法は、100年以上経過した現在も伝統として受け継がれ、創業者の友情と信頼の証をイメージさせる2頭のライオンが描かれたシンボルマークと共に広く認知され、イギリスを代表するスコッチウイスキーのトップブランドとして世界中に輸出されています。