ラガヴーリンについて
ラガヴーリンはスコットランドのウイスキーの聖地と呼ばれるアイラ島原産のスコッチウイスキーで、スコットランドの最古の蒸留所の一つであるラガヴーリン蒸留所で造られています。
ラガヴーリン蒸留所はアイラ島の南岸に1816年に創業しましたが、創業以前にも密造所として稼働していたとも言われています。
ホワイトホースの創始者としてウイスキー業界で有名なピーター・マッキーが1890年代にラガヴーリン蒸留所を継承し、それ以後ホワイトホースのキーモルトとして重要な位置を担っていることでも知られています。
ラガヴーリンはアイラモルトの帝王とも呼ばれ、またアイラモルトの中でもピート臭が強く海藻の香りが強烈で、スモーキーかつ重厚な味わいを感じられます。
初めてラガヴーリンを飲む人には非常にインパクトが強く、また飲み続けると病みつきになるとも言われています。
ラガヴーリンの仕込み水は蒸留所の近くにあるソラン湖から琥珀色の小川となって蒸留所に流れ込む水を使用しており、この水が非常にピート色でラガヴーリンの強い個性を生み出しています。
現在ではラガヴーリンは、ボウモア、ラフロイグと並んで3大アイラモルトの一つと言われており、多くのウイスキーファンを魅了しています。
ラガヴーリンの種類
ひときわ個性が強いと言われるラガヴーリンには、ラガヴーリン12年、16年、ディスティラーズエディションなどがあります。
オフィシャルボトルであるラガヴーリン16年は、他の蒸留所のオフィシャルボトルが12年なのに対して16年という珍しい熟成年数としても知られています。
またラガヴーリンがスポンサーを努めたアイラ島ジャズフェスティバル記念ボトルには鍵盤をイメージしたキャップシールが貼られるなどボトルデザインにもこだわっています。