ロイヤルロッホナガー

ロイヤルロッホナガーについて

ロイヤルロッホナガーはスコットランドのハイランド地方原産のスコッチウイスキーで、ロイヤルロッホナガー蒸留所で造られるシングルモルトウイスキーです。
ロイヤルロッホナガー蒸留所は1845年に地元の資産家であるジョン・ベッグにより設立され、スコットランドの老舗蒸留所では3番目に小さく希少性の高いウイスキーとも言われています。
またロイヤルロッホナガーはイギリスのヴィクトリア女王が愛したお酒としても有名で、初めはロッホナガー蒸留所という名前でしたが1848年にヴィクトリア女王とアルバート公が家族で蒸留所を訪れ、深く感銘を受けたことから王室御用達の証である「ロイヤル」を名乗ることを許されるようになり、ロイヤルロッホナガー蒸留所に改名しました。
このようにロイヤルロッホナガーはイギリス王室御用達の高級ウイスキーとして知られるようになりましたが、名声や知名度に比べ生産量が少ないので愛飲家の間で需要が高まっています。

ロイヤルロッホナガーの特徴

ロイヤルロッホナガー蒸留所は東ハイランドのディー川の近くに位置し、ロイヤルロッホナガーの仕込み水は蒸留所の周囲の山々から流れ出る天然の軟水を使用しています。
またロイヤルロッホナガー蒸留所の近くには森林地帯と農耕地があり、モルティング用の大麦が育てられているなどウイスキー造りに適した自然にも恵まれています。
ロイヤルロッホナガーはシェリー樽で熟成しており癖がないので飲みやすく、優しくまろやかな口当たりで心地よい味わいが特徴です。
また甘さやスパイシーさも感じられるなどバランスの取れた風味を感じることができ、食後酒としても楽しむことができると言われています。