スキャパ蒸留所について
スキャパはスコットランドのオークニー諸島メインランドに位置するスキャパ蒸留所で造られるスコッチウイスキーで、スキャパ蒸留所はスコットランド最北の蒸留所の一つとして知られています。
スキャパはノン・ピーテッドモルトを使用していますが、スキャパの仕込み水は蒸留所の脇に流れているリングロ・バーンという小川の上流の泉よりパイプで引いており、この水にはピートが含まれているためウイスキーにはかすかなピートの香りを感じることが出来ます。
スキャパ蒸留所は1885年に創業し、オープニングセレモニーではスコットランド最新の蒸留所として有名になりました。
スキャパ蒸留所の蒸留室にはポットスチルが2基あり、初留釜は現在ではあまり見ることができないユニークな形をしたローモンド・スチルで、油のようにとろりとした蒸留液を取り出すことができます。
またスキャパ蒸留所は5人のクラフトマン達が今でもコンピュータを使わずハンドメイドでウイスキー造りをしていることでも有名です。
スキャパについて
スキャパはさっぱりとした軽い口当たりで、バニラや蜂蜜のような香りを感じることができ、日本人にも人気のシングルモルトウイスキーです。
またスキャパは輝くような黄金色をしていて、しっかりとした余韻にかすかに広がる潮の香りやドライな後味が特徴です。
スキャパは有名なブレンデッドウイスキーであるバランタインのメイン原酒の一つとしても知られており、以前は蒸留所で製造されるほとんどがブレンド用でしたが、近年シングルモルトウイスキーとして発売されるようになりました。