ストラスアイラ蒸留所について
ストラスアイラ蒸留所はスコットランド北部のキースという町に位置し、1786年にジョージ・テイラーとアレクサンダー・ミルンによって創業されました。
創業当時はミルタウン蒸留所という名前でしたが、1970年にシーグラムに買収され現在のストラスアイラ蒸留所という名前に変更されました。
ストラスアイラとはゲール語で「アイラ川の広い谷」を意味しており、蒸留所は2つの双頭屋根が特徴的で絵画のように美しい蒸留所としても知られています。
ストラスアイラ蒸留所で使われる仕込み水はフォンズ・ブリエンのカルシウム分を多く含む湧き水を使用しており、ここで汲み上げられる井戸には日が暮れると馬の姿をした妖精が現れ、その妖精は蒸留所の大切な水と井戸を守り続けていると言い伝えられています。
ストラスアイラはシーバスリーガルのキーモルトとしても有名ですが、ストラスアイラ蒸留所で生産されたウイスキーの70%がシーバスリーガルとしてブレンドされているため、シングルモルトとして流通する数はあまり多くはなく、ウイスキーファンの間でも人気となっています。
ストラスアイラの特徴
ストラスアイラはフローラルなアロマとドライな味わいが特徴的なシングルモルトウイスキーです。
また華やかでコクがありアプリコットや熟したリンゴのような香りが印象的でフルーティーな甘さも感じられ、食後酒として楽しまれることが多いとも言われています。
ストラスアイラがオフィシャルで発売しているボトルはストラスアイラ12年のみで、その他のストラスアイラはボトラーズが販売していることでも知られています。