サントリー ザ・センチュリーについて
サントリー ザ・センチュリー40年はサントリーが21世紀の到来を記念して2000年に発売した「センチュリーシリーズ」の一つで、完全予約受注制の数量限定で発売されました。
通常シングルモルトウイスキーは複数のモルト原酒をブレンドして造られますが、サントリー ザ・センチュリー40年は秘蔵原酒とも言われている樽番号「ZD0550」の中身だけを300本のボトルに詰めて造られました。
樽番号「ZD0550」の樽は、1960年3月31日に蒸留したニューポットを北海道産のミズナラ樽で貯蔵熟成させた40年物の原酒であり、100年に1度得られるかどうかというブレンダーの予想を超えた美酒に成長したものでした。
サントリー ザ・センチュリーの特徴
サントリー ザ・センチュリー40年の味わいは長期熟成ならではの深いコク、そしてアフターテイストにミズナラ樽特有の力強い余韻が長く強く響くと言われています。
サントリー ザ・センチュリー40年のボトルには日本のクリスタルガラスの創始者として有名なカガミクリスタル社特製のデキャンタが使われており1本1本シリアルナンバーが刻まれています。
またクリスタル製の替栓とロックグラスがセットになっていて、鍵付きのオーク製小箱に保証書と一緒に入れられており、またデキャンタとロックグラスには希望のイニシャルを刻むことができました。
サントリー ザ・センチュリー40年は300本の完全予約制販売でしたが、即完売するなど愛飲家の間で大変人気のウイスキーであり、現在でも希少価値が高まっています。