ザ・バルヴェニーについて
ザ・バルヴェニーはスコットランドのスペイサイド地区で造られるスコッチウイスキーで、バルヴェニー蒸留所は姉妹蒸留所であるグレンフィディック蒸留所と同じ敷地内に1892年に創業しました。
バルヴェニーとはゲール語で「山の麓の集落」を意味し、バルヴェニーの名前はダフタウンにある古城の「バルヴェニー」が由来となっています。
ザ・バルヴェニーの仕込み水はコンヴァル丘陵より数十の泉の湧き水を使っていて、またウイスキーの原料はグレンフィディックと同じ原料を使っていますが、水源の違いやウイスキーの製造方法の違いによってグレンフィディックとは全く異なる性質のウイスキーを生み出しています。
ザ・バルヴェニーは製法にこだわりを持つ蒸留所として有名で、今現在も伝統的なフロアモルティングを行っており、職人が手作業で丁寧にウイスキー造りに取り組んでいることで知られています。
また麦芽の乾燥も自社で行いピートの香りづけを調整しているので、ライトなピート香の麦芽を造ることができ、多くの種類のウイスキーを製造することができます。
バルヴェニー蒸留所で使用される蒸留釜は独特の形をしており、バルヴェニーボールと呼ばれるネックにこぶがついたものを使用し、またバーボン樽やシェリー樽、ワインやポートワインの樽など様々な種類の樽で造られたモルトを少量生産しブレンドしています。
ザ・バルヴェニーの種類
ザ・バルヴェニーはそれぞれユニークな個性を持ち、蜂蜜のような風味を感じることができリッチで贅沢な味わいが特徴です。
ザ・バルヴェニーには、ザ・バルヴェニー12年ダブルウッド、14年カリビアンカスク、15年シングルバレル、21年ポートウッド、30年、40年など様々な製品がリリースされています。
ザ・バルヴェニーはどの製品も評価が高く多くの愛飲家を魅了しており、また日本でも根強いファンがいることでも知られています。