山崎について
山崎はサントリー山崎蒸留所で造られているジャパニーズウィスキーで、サントリーのウィスキー造り60周年を記念して、1984年に当時のマスターブレンダーであった佐治敬三によって生み出されたものでした。
サントリーは1899年に鳥井信治郎によって葡萄酒の製造販売メーカーとして立ち上げられ、佐治敬三は創業者である鳥井信治郎の次男でもあります。
山崎蒸留所は日本初のモルトウィスキーを製造した事で有名で、この土地はウィスキー造りに適した良質な地下水が豊富に湧いており、湿潤な気候がウィスキー造りの熟成に欠かせない条件を満たしており、この地で日本人の繊細な味覚に合ったウィスキーを追求し続けました。
ちなみに山崎蒸留所の最初の蒸留長をつとめたのがニッカウィスキーの生みの親である竹鶴政孝で、「白札」という日本初のウィスキーを造っています。
そんな山崎はイギリスのウィスキーガイドブック「ワールド・ウイスキー・バイブル2015」の中で、「山崎シングルモルト・シェリーカスク2013」が世界最高のウィスキーと評価され、注目を浴びています。
山崎の種類
現在、山崎は、ノンエイジ、12年、18年、25年が通常ラインナップとして発売されており、この他にも蒸留所限定や熟年数の高い数量限定の山崎も発売されてきました。
日本での人気はもちろん、現在はアメリカ、ヨーロッパ、中国、台湾などでも人気が高まり、世界的権威のある酒類コンテストで数々の受賞を重ねています。