カリュアド・ド・ラフィットについて
カリュアド・ド・ラフィットは、フランスの5大シャトーの1つシャトー・ラフィット・ロートシルトのセカンドワインです。
カリュアド・ド・ラフィットの名称の由来は、シャトーの丘の横に広がる区画からきています。
シャトー自体は17世紀からその歴史を持ちますが、1868年にロスチャイルド家が所有した事により、高品質のワインを生み出すようになりました。
ボルドーの北西メドック地区の高名なワイン生産地ポーイヤック村にあるこのシャトーでは敷地面積は123haあり、そのうち100haがブドウ畑となっています。
セカンドワインと言いながらも、ファーストワインと同じブドウ種、同じ製造方法で造られており、グラン・ヴァンに似た特性を持ち合わせながら、ブレンドには多めにメルロを使用し、特別に栽培管理された区画で育ったブドウを用いることで、カリュアド独自の個性を生み出しています。
カリュアド・ド・ラフィットのこだわり
カリュアド・ド・ラフィットはファーストワインであるシャトー・ラフィット・ロートシルトとそこまで大きな違いはありませんが、シャトー・ラフィット・ロートシルトよりも若いブドウの樹から収穫できるブドウを使用したり、18~20ヶ月樽内で育成されています。
年間平均生産量は2万ケースほどですが、価格が高騰し、入手が難しくなっているシャトー・ラフィット・ロートシルトを感じる事ができる手軽ワインとしてカリュアド・ド・ラフィットは注目されています。