シャトー・ローザン・ガシーについて
シャトー・ローザン・ガシーについて
シャトー・ローザン・ガシーはボルドー格付け第2級のワインで、シャトー・マルゴーやシャトー・パルメと隣接する恵まれた立地用件を持っています。
マルゴーの中では比較的早く楽しめるとワイン愛飲家たちの間でも人気があり、エチケットの鳥の羽をモチーフにしたデザインも人気で「ガシーの翼」と呼ばれています。
25haある畑から収穫されたブドウを使い、年間約15万本を生産しています。
また、セカンドワインはシュヴァリエ・ド・ローザン・ガシーといい、1998年から販売が開始されました。
シャトー・ローザン・ガシーの歴史
シャトー・ローザン・ガシーの歴史
シャトー・ローザン・ガシーは、歴史ある騎士階級の家系を持つピエール・デスムズール・ド・ローザンによって18世紀に設立され、当時はピション・ロングビルという名のシャトーでした。
ピエール・デスムズール・ド・ローザンはワイン商でもあり、同時にラトゥールの貴族に仕える農業経営者でした
そのため、ロンドン行の船を貸し切って、自ら船の中で造ったワインを売っていたため、シャトー・ローザン・ガシーのワインは当時からイギリスで高い評価を受けていました。
しかし、フランス革命によってローザン・セグラとローザン・ガシーに分割されますが、1855年のメドック格付けでは第2級を取得し、1946年にはワイン仲介人のポール・キエが所有者となり、現在は孫がその運営に携わっています。