シャトー・ローザン・セグラについて
シャトー・ローザン・セグラは、メドック格付け第2級のワインで、畑の面積は50haほどあります。
作付面積は、カベルネ・ソーヴィニョン61%、メルロ35%、プティ・ヴェルド2%、カベルネ・フラン2%となっており、このブドウを使ってワイン造りを行っています。
この広大な土地はワインのエチケット(ラベル)にも描かれており、セカンドワインであるセグラにもシャトーの正面が描かれています。
シャトー・ローザン・セグラの歴史
シャトー・ローザン・セグラは、隣接するシャトー・ローザン・ガシーと元は一つの畑でした。
フランス革命によって一つの畑が分割され、1/3はシャトー・ローザン・ガシーに、残りの2/3がローザン家の最後の末裔であるバロンヌ・ドゥ・セグラの土地となり、シャトー・ローザン・セグラが誕生しました。
その後、いくつかの所有者の間を転々とし、1994年にシャネルのオーナーでワイン愛好家のヴェルタイマー家が所有する事となり、最高品質のワインを造りだすために6億円という多額の資金を注ぎ込みました。
それはブドウの植え替えや、減農薬栽培、排水設備の完備、セラー新設など大規模な改革で、これまで20万本リリースしていたワインを12~14万本へと収量制限を行う事で、ワインの品質を高めました。