ラトリシエール・シャンベルタンとは
ラトリシエール・シャンベルタンはフランスのブルゴーニュワインの一つです。
有名生産者がひしめく銘醸地ジュヴレ・シャンベルタン村で造られており、ジュヴレ・シャンベルタン村のグラン・クリュ(特級畑)の中でも、繊細でミネラリーで柔らかな女性的な印象のワインと言われています。
ラトリシエール・シャンベルタンは、コート・ド・ニュイのグラン・クリュで最も北部にあり、東向きの広範囲の斜面に位置しています。
土壌の中からは多くの化石が多く発見されていることから、1億5千年前この地は海であったとされています。
ラトリシエール・シャンベルタンの生産者
ラトリシエール・シャンベルタンはブルゴーニュワインで、ブルゴーニュワインは醸造地の名前を銘柄名とするAOC(アペラシオン・ドリジーヌ・コントロレ)規格の中で造られるワインですので、同じ銘柄名で複数の生産者が存在します。
ラトリシエール・シャンベルタンは、ルイ・ラトゥール、ルロワ、ドメーヌ・デュロシェ、ドメーヌ・ボーマンなど多くの生産者がそれぞれのブドウの栽培方法や醸造技術を用いてワイン造りを行っています。
そのため、生産者によって微妙な味の違いはありますが、ラトリシエール・シャンベルタンの畑の広さは7.5haほどの広さしかないので、35haあるシャルム・シャンベルタンなどと比べると生産者によって味が大きく違うというのはあまり感じる事はありません。