メゾン・ルロワ・モンラッシェについて
メゾン・ルロワ・モンラッシェは、1988年にラルー・ビーズ・ルロワが旧シャルル・ノエラの地所を買収し、ヴォーヌ・ロマネ村に設立されたメゾン・ルロワで造られているワインです。
メゾン・ルロワはブルゴーニュで最高峰のネゴシアンとして有名で、オーナーのラルー・ビーズ・ルロワは元DRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)の共同経営者として活躍した人物です。
ラルー・ビーズ・ルロワは「マダム・ルロワ」と呼ばれる事も多く、彼女の天才的なテイスティング能力はメゾン・ルロワの名声を高めていきました。
メゾン・ルロワでは厳しい基準にそって栽培された畑のブドウを購入してワイン造りを行っており、メゾン・ルロワ・モンラッシェも、世界で最も偉大な白ワインとして知られる地域ピュリニー・モンラッシェとサシャーニュ・モンラッシェのブドウが使われています。
メゾン・ルロワ・モンラッシェの種類
メゾン・ルロワのモンラッシェと冠されているワインは生産される畑やブドウ栽培農家によって、シャサーニュ・モンラッシェ・モルジョ、シャサーニュ・モンラッシェ・レ・ボーディーヌ、ピュリニー・モンラッシェ・スー・ル・ピュイ、ピュリニー・モンラッシェ・アモー・ド・ブラニーなどさまざまな種類が存在します。
ネゴシアンは、自分で畑を持たずにブドウの栽培農家からブドウやワインを買い付け、自ら熟成やブレンドなどを行い、世にワインを送り出しています。
そのため、ドメーヌのものと比べると要素がやや控えめという評価が多いのですが、リーズナブルで水準以上の品格を持っており、特にメゾン・ルロワは優雅で奥深く、エレガントなドレスのように華やかで絢爛としているのが特徴です。
そんなメゾン・ルロワのモンラッシェはオークションでも20万以上の値が付けられ、レストランではオークション価格の3倍はすると言われるほど高い人気を得ています。