ポリフェノールなど、ワインの持つ健康・美容効果にも最近注目が集まっていますが、そのままワインを飲むのが苦手な方には、ワインを使ったカクテルがおすすめです。
赤ワインの渋みなどが苦手でも、カクテルにすることによって飲みやすくなります。また、お酒に弱い方でも、アルコール分の割り方次第で、ワインを楽しむこともできます。
いつもワインを飲む方でも、カクテルにすれば新鮮味が感じられ、ワイン・カクテルなら、食前酒にも食後酒にもなります。 ここでは、赤・白・ロゼワインをベースとした代表的なカクテルをご紹介します。
赤ワインベース
赤ワインをベースとしたカクテルの中でも定番的存在のカクテル。赤ワインとジンジャーエールを使ったシンプルな飲み物で、自宅でも手軽に楽しめる。
赤ワイン 90ml
ジンジャーエール 90ml
1. グラスに氷をたっぷり入れる。
2. 赤ワインをグラスに入れる。
3. ジンジャーエールをそっと注ぎいれ、マドラーでステアする。
4. お好みでスライスレモンを添えても可。
レモネードの上に赤ワインを浮かべた2層になった見た目も美しいカクテル。マドラーで混ぜても、そのまま飲んで自然に混ざるのを楽しむのもおすすめ。
赤ワイン 30ml
レモンジュース 40ml
シュガーシロップ ティースプーン2~3杯(お好みで調整)
ミネラルウォーター 適量
スライスレモン 1切れ
1. ワイングラスなどにレモンジュースとシュガーシロップを入れてよく溶かす。
2. 氷を入れて冷やしたミネラルウォーターを入れ、軽く混ぜる。
3. 冷えた赤ワインを静かにレモンジュースの上に浮かべるように注ぐ。
4. スライスレモンを添える。
身体が温まる、冬におすすめなホットワインのカクテル。甘口の赤ワインを使うのがベター。冬の寒さの厳しいヨーロッパでは、風邪に効く妙薬としても知られる飲み物。
赤ワイン 60ml
お湯 90ml
レモン果汁 大さじ1
はちみつ/砂糖 大さじ1
1. カップに赤ワインとレモンの果汁、はちみつ又は砂糖を入れ、熱湯を注ぐ。
2. お好みでレモンスライスで飾って出来上がり。
白ワインベース
スプリッツァーとは、ドイツ語の“シュプリッツェン(はじける)”からきた言葉で、白ワインをソーダで割ったカクテル。
スプリッツァーの生まれは、モーツァルトと同じオーストリアのザルツブルグ。ワインの中でソーダの泡が踊るようにはじけ、口当たりがよく、見た目も爽やかなカクテル。
白ワイン 60ml
ソーダ 適量
ライムピール/スライスしたライム 1切れ
1. 氷を入れたワイングラスなどに冷えたワインを注ぐ。
2. 冷えたソーダでグラスを満たして、軽く混ぜる。
3. お好みでライムピールや、スライスしたライムを搾り入れる。なければレモンで代用してもOK。
フランスのディジョン市特産の「アリゴテ」という辛口白ワインを世に広めようと、当時の市長キール氏が考案したカクテル。ワインベースのカクテルとしては、世界一有名。
甘くて飲みやすい食前酒にぴったりのカクテル。白ワインをスパークリングワインに替えるとキールロワイヤル、赤ワインに替えるとカーディナルになる。
白ワイン(辛口) 60ml
クレームドカシス(黒すぐりのリキュール) 10ml
1. フルート型シャンパン・グラスに、よく冷やした白ワインと、クレームドカシスを注ぐ。
2. 軽くステアする。
ロゼワインベース
ロゼワインをベースにした数少ないワイン・カクテル。 ロゼワインとトニックウォーターのさっぱり爽やかなテイストのカクテルで、色合いも美しい。ワイングラスよりも、縦長のコリンズ・グラスがおすすめ。アルコール強めがお好きな方は、トニックウォーターの量を少なめに。
ロゼワイン 90 ml
トニックウォーター 適量
スライスレモン 1切れ
1.氷を入れたグラスにロゼワインを注ぐ。クラッシュドアイスも可。
2.トニックウォーターを入れ、軽くマドラーでステアし、レモンを飾りストローを添える。
ロゼワインにオレンジジュースやシロップを加えた、ジュース感覚で楽しめる飲みやすいカクテル。クラッシュドアイスの詰まったグラスに材料を注ぎ、キリッと冷えたフルーティなワイン・クーラーは、暑い夜を涼しい気分にしてくれる夏向けの飲み物。
ロゼワインに限らず、赤ワイン・白ワインでも、好みに応じて変えることができる。
ロゼワイン 90ml
オレンジジュース 30ml
グレナデンシロップ 15ml
オレンジキュラソー 10ml
スライスレモン/スライスオレンジ 1切れ
1.冷えたグラスにクラッシュドアイスを敷き詰める。
2.グラスにロゼワイン、オレンジキュラソーを静かに入れる。
3.シロップを加えて、マドラーで優しくステアする。
4.スライスレモンまたはスライスオレンジを飾、ストローを添えて出来上がり。