年間平均6000本しか生産されない希少なワイン。
ロマネ・コンティは
ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ社が単独所有する
フランスのブルゴーニュ地方にある約1.8ヘクタールの
グラン・クリュ(特級格付け)のピノ・ノワール種の
葡萄から作られたワインです。
1.8ヘクタールと大きいとはいえない畑から採取できる葡萄は
とても多いとは言えません。
その為、ワインの平均年産は約6000本、
不調な年になると4000本にまで減ってしまうといいます。
そのためきわめて希少性が高く、
ワインとして世界で最も高値で取引されていると言われます。
その価値と希少性の高さから
「飲むより語られる事の方が多いワイン」と言われています。
希少性と人気、価値が高い事でこんなエピソードも
2007年5月
ニューヨークで開催されたクリスティーズで行われた競売で、
1985年産のロマネ・コンティ1ダースが
激しい競り合いの末、23万7000米ドルで落札されました。
これは1985年のロマネ・コンティがとても人気があった事と
1ダースがちゃんと揃っているという事から
このような高額なお値段になったそうです。
2009年9月20日に日本テレビ系列で放送された、
「おしゃれイズム」にて、
ゲストであった、藤原竜也が、
赤坂のとあるお店で番組予算である5万円分の
2004年物のロマネ・コンティをグラスで注文したところ、
サーブされたのはたった30ccでした。
30ccというのはワイングラスの1/10にも満たない量です。