「本物は、妥協しない。」というポリシー
ワイルド・ターキーは「オースティン・二コルズ社」が製造する、
バーボン・ウイスキーの銘柄です。
バーボン・ウイスキーは連邦アルコール法の中のバーボン法という
厳しい規定を満たした物だけが名乗れます。
そのバーボン法が定める蒸留時のアルコール度数は80%以下。
しかしワイルドターキーは60~65%で蒸留します。
また、同法が定める樽詰めの時のアルコール度数は62.5%以下。
それに対してワイルドターキーは54~55%で樽詰めをします。
これには理由があり、蒸留時にアルコール度数が高いと、
原材料の持つフレーバーが失われてしまうからです。
そして、樽詰めの時と製品とのアルコール度数の差が少ないと、
ボトリング時に水を加える量が最低限に抑えることが
容易に可能になります。
ワイルドターキーでは、蒸留、樽詰めの時の
アルコール度数を低く抑えているので、加水量が少なく、
熟成時に形成される、
繊細で豊かな風味をそのまま残すことができるのです。
これまでの数々の華やかな歴史
1940年
蒸留所のオーナーである「トーマス・マッカーシー」は、
当時アメリカ原産の鳥「七面鳥」のハンティングに出かける際、
蒸留所の貯蔵庫から1本のバーボンを持参しました。
バーボンは仲間内で大好評を得ました。
その狩仲間の一人が七面鳥狩りにちなんで
「ワイルドターキー」と呼び始めたのが、マッカーシーの
心を射抜き、ブランド名にすることを決めました。
1964年
連邦アルコール法制定。並びにバーボン法が確立。
2004年
当時の蒸留所責任者
ジミー・ラッセル勤続50周年を記念し、
「ワイルドターキー トリビュート15年」を数量限定販売しました。
2007年
サンフランシスコで開催された世界的な酒類コンペティション
「第七回 サンフランシスコ ワールド
スピリッツ コンペティション」において
14年熟成のバレルプルーフバーボン
「ワイルドターキー マスターディスティラー・セレクション14年」が、
アメリカンウイスキー部門で最優秀賞にあたる
ダブルゴールドメダルを受賞しました。