今回お買取したお品物は、ボワゼルのシャンパンです。
ボワゼルは、1834年にオーギュスト・ボワゼルと妻ジュリーの2人によって、フランスのシャンパーニュ地方で創業され、5代続く家族経営のシャンパンメーカーとして知られています。
現在はエヴリーヌ・ロック・ボワゼルが女性社長として家業を継いでおり、通信販売やフリーダイヤルを通して消費者へ直接販売を始めるなど、積極的なアプローチで自社のシャンパンが認知されるように尽力しています。
また、エヴリーヌ・ロック・ボワゼルは、仲間が創立したグループに参加しており、「ボワゼル、シャノワン、シャンパーニュ」という名称で、ボワゼル家の精神を守りつつも活発に活動しており、わずか2年後の1996年には証券市場に上場を果たしています。
そんなボワゼルは、自社の畑を持っておらず、グラン・クリュやプルミエ・クリュなど、50以上の畑からブドウの買い付けをしています。
また、最低3年以上熟成させるなど伝統的なシャンパーニュ製法で造られていますが、一部にジャイロパレット(自動澱除去機)を用いているようです。
ちなみに、お買取したボワゼルのシャンパンは、ブリュットという辛口のシャンパンで、外箱付きということもあり、他のシャンパンもご一緒にお譲り頂いたため、まとめての評価で買取となりました。