商品詳細
今回いわの美術が買取りさせていただいたのはクリュッグのシャンパーニュのグランド・キュヴェです。
クリュッグとは数あるシャンパーニュの中でも最高級で知られるシャンパーニュメーカーの1つで、品質に対する孤高のこだわりを認められ「シャンパンの帝王」と呼ばれていて、このシャンパーニュが好きな愛好家達はクリュギストと呼ばれています。
ドイツ出身のヨーゼル・クリュッグは1843年に工場を創立させ、19世紀後半にはフランス国外でクリュッグの名が知られるようになりイギリスでは高値で売買されることも多かったと言われています。
第二次世界大戦後には年代の違うワインをブレンドすると言う醸造法を確立させ、1970年にはクロ・デュ・メニル、1999年にはクロ・ダンボネという畑を購入しました。
クリュッグの製法は選び抜かれた最高級のぶどうを使い、225Lのフレンチオークの小樽を使用するという一次発酵の際に一番手間のかかる伝統的な処方で造られています。
その日の天候に左右され、要素が絡み合ったシャンパーニュになることから「交響曲」と呼ばれる事が多いそうです。
味わいに関しては約35年の年月をかけ樽の中で低温にし、長期発酵させる事で優れた香りを持ちます。
クリュッグでは4種類のシャンパーニュが生産されていますが、グランド・キュヴェが生産の8割を占めていて世界中の人にとても広く親しまれていてクリュッグの中でも最も一般的なシャンパーニュです。
グランド・キュヴェは収穫年数が異なる品種のぶどうを50種類以上ブレンドして作っているのでラベルにも年数が表示されません。
クリュッグではこのシャンパーニュをマルチ・ヴィンテージシャンパーニュと呼んでいて、毎年変わらない味わいを造るため、伝統の味を継承するために、クリュッグ一族全員でブレンド会を行なって全工程に細心の注意を払い、クリュッグスタイルのシャンパーニュを再現するのです。
このシャンパーニュにはピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、シャルドネと言った3種類のぶどうがブレンドされていて30%以上のリザーブワインをブレンドすることでシャンパーニュの一貫性と品質が保証されます。