今回、【お酒買取いわの】がお買取したお品物は、十四代 純米大吟醸 龍泉です。
幻の日本酒とまで言われるほど、入手困難な十四代 純米大吟醸 龍泉は販売価格もこちらのボトルで140000円と高めの設定ですが、毎年造られているものではないため、需要と供給が間に合わず、プレミア価格が付いた日本酒として広く知られています。
そのため、中古市場でも高値で取引されており、今回も外箱付、栞付でラベルなどにも汚れや傷が無かった事から高価買取で対応させて頂きました。
こちらのお写真のボトル以外にも「龍泉」をシンボライズし、香港の彫師・陳錦栄によってデザインされた「双龍」と「泉」の図柄が彫り込まれたブランデーのようなボトルが使われている十四代 純米大吟醸 龍泉も存在し、こちらも高価買取対象のお品物です。
十四代 純米大吟醸 龍泉は山形県にある高木酒造株式会社の技術力の結晶でもあり、かなりの手間と時間をかけて造られています。
「龍の落とし子」という原料米を使用しており、これは高木酒造社長・高木辰五郎が1999年に父系に山田錦と金紋錦を掛け合わせた「山酒4号」、母系にたかね錦に放射線処理を行い、突然異変によって誕生した「美山錦」を18年という歳月をかけて交配・育種を重ね開発されたものでした。
そんな高木酒造株式会社は1615年に創業し、現在は15代目が当主としてつとめている歴史ある酒造元で、品評会に向けた酒造りではなく、一般消費者に向けた酒造りを行っており、本物の地酒を目指して酒造りを行っています。