商品詳細
お写真のお品物は陶芸家・上田恒次の白磁高杯です。
5客揃えで東京都江戸川区でお買取りさせていただきました。
作者の上田恒次は河井寛次郎に師事し、陶芸を学びました。
京都民芸資料館設立にも尽力し、寛次郎芸術の伝承作家の一人として活躍しています。
陶芸家として活躍する傍ら、建物のデザインや設計に携わる仕事もこなしており、自分の理想の自宅も設計し、現在も残されています。
そのため、デザイン感覚に溢れた色彩豊かな作品を多く残しており、その中でも白磁という真っ白な世界の中にデザインを取り込んだ造形美を楽しめる作品を制作しております。
お買取りした白磁の高坏もただ白いだけではなく、デザイン性を兼ねそろえており、高坏は古来からおもてなしの席で用いられてきた事も踏まえて、上品な作品に仕上がっています。
共箱もあり、使用感もない良いお品物でした。